私がやること
テーマ起案
創薬標的や醫療ニーズを調査し、治療のコンセプトを設定し、新たな開発テーマを提案することから創薬が始まります。日本新薬では研究員からのボトムアップ型の提案により起案に結び付けています。
評価系構築
治療コンセプトに合致する化合物を選定するために、化合物が持つ有効性などを評価する試験系を構築します。
化合物スクリーニング
新規化合物を合成し、有効性、安全性などを評価して、それらの情報をもとにまた新たな化合物を合成し、評価します。これを繰り返して優れた化合物を創り出し、最終的にくすりの種となる候補品を選定します。
候補品に関するデータの取得
疾患モデル動物などを用いた有効性の評価や、ガイドラインに定められた安全性試験などを実施することで、ヒトに投與しても有効かつ安全であることを著実に推定していきます。また溶解性や安定性などのデータも取得します。
工業化検討
候補化合物を安全かつ大量に合成できる方法やその品質の確認方法、錠剤などのくすりの形にする方法などを確立し、生産部門に橋渡しをします。